酒類・飲料が持つコミュニケーションの力
酒類・飲料には、人と人とをつなぐ力があります。「お茶しよう」「飲みに行こう」「一杯どう?」など、酒類・飲料を介して人に声をかけた経験は誰にでもあることでしょう。酒類・飲料は、相手と打ち解けたり、感情を分かち合う助けとなるのです。
おいしさを引き出す外観
酒類・飲料がコミュニケーションを円滑にする理由のひとつは、“おいしい”という感情の共有によって、会話や共感が生まれることにあります。“おいしさ”は味だけで決まるものではありません。色や泡立ち、容器のおしゃれ感やかっこよさなど、すべてが合わさって、おいしさはつくられます。そのため私たちは、中身だけでなく、中身をおいしく演出する容器や包装、ビールサーバーの開発を独自におこなっています。たとえば、ボトルの形状とラベルで高級感を表現した生茶、びん底の繊細な彫刻で場を演出するウイスキー富士などはその代表例です。これら容器の開発過程では、強度を保つための何十回もの試作が行われ、より良いものを目指す姿勢と技術が貢献しています。
コミュニケーションの「場」をもっと広げたい
昨今、リモートワークやオンライン交流の普及で、人々の生活スタイルは大きく変化しています。変化にあわせた「おいしさ」や「楽しさ」を提供するためのパッケージ・什器開発も行っています。自宅で過ごすことの多くなった人にも、お店で飲むような美しい泡立ちの生ビールを楽しんでほしい。ひとり時間の堪能や、家族団らんの一助になりたい。その想いで、多種多様なクラフトビールが飲める自宅用サーバーを開発しました。100分の1ミリ単位での設計やボトルの独自開発により、泡立ちやおいしさを実現しています。これをきっかけに、新しいクラフトビールに出会い、お店に足を運ぶきっかけにもしてほしいと考えています。
これからも人のつながりや輪を広げていけるよう、私たちは挑戦し続けます。